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ダンススクールNAYUTASのコラム

ブレイクビーツとは?基本から歴史まで詳しく解説!必聴の名曲5選も紹介!

「ブレイクビーツとは?」

「ブレイクビーツの歴史や名曲が気になる」

このように思っていませんか?

ブレイクビーツとは、ドラムを組み立てて再生されるリズムのこと◎

そこで、ブレイクビーツの基本から、歴史や名曲などを詳しく解説していきます!

ブレイクビーツについて知りたい人に役立つ記事になっていますんで、ぜひ最後まで読んでみてください。

そもそもブレイクビーツとは?基本をわかりやすく解説

そもそもブレイクビーツとはどういうものなのでしょうか?

ブレイクビーツの基本から特徴まで、詳しく解説していきます。

ドラムを組み立てて再生されるリズムのこと

ブレイクビーツとは、ファンクやソウルミュージックの楽曲内で、ドラムやベースといったリズム楽器のみが演奏される間奏部分「ブレイク」を指します!

このブレイク部分を抽出し、繰り返し再生(ループ)させることで作られるリズムやサウンドそのものがブレイクビーツと呼ばれます。

ヒップホップの誕生に深く関わった音楽手法であり、DJが2枚の同じレコードを使いブレイク部分を繋ぎ合わせ、ダンサーが踊るためのトラックを作り出したのが始まり◎

現在ではヒップホップだけでなく、ドラムンベースやビッグ・ビートなど、多種多様な音楽ジャンルでその手法が用いられており、その種類は様々です!

サンプリングという技術の発展と共に進化し、音楽制作における基本的なリズム構築方法の1つとして定着しました。

ビートを壊すという発想から名付けられた

ブレイクビーツという言葉は、「ビートを壊す」という発想から名付けられました!

これは、ドラムパターンを分解し、パズルのように再構築して新しいリズムを生み出す手法に由来します。

サンプラーやループ素材、音素材などを活用することで、人間では叩けないような複雑なフレーズやグルーヴを作り出すことが可能です。

ヒップホップやエレクトロミュージックのメインリズムとして広く使われ、誰でもブレイクビーツを用いた音楽制作を始められます。

しかし、質の高いリズムやグルーヴを生み出すには、音楽的なセンスと深い知識が求められます。

音楽ジャンルそのものを意味することも

ブレイクビーツは、音楽制作の方法であると同時に、音楽ジャンルそのものを意味することもあります!

ターンテーブルの奏法として、レコードのドラム演奏フレーズをループ再生したり、スクラッチしたりすること、あるいはドラム演奏のフレーズをサンプリングし、ドラムループとして使用したり、分解してシーケンサーで組み立て直したりする方法全般をブレイクビーツと呼びます。

また、その元となる楽曲において、ドラム演奏のみになっているブレイクの部分自体もブレイクビーツと呼ばれることがあります。

この多様な意味合いが、ブレイクビーツという概念をより深く、魅力的なものにしているのです!

新たなテクノロジーを取り入れながら進化している

現代のブレイクビーツは、デジタル技術の進化と共に、その表現の幅をさらに広げています!

かつてはレコードからのサンプリングが主流でしたが、今ではソフトウェアシンセサイザーやドラムマシンによって生成された多様なサウンドがブレイクビーツの素材として活用されています。

また、AI技術を用いた自動生成ツールなども登場し、より手軽に、かつ複雑なブレイクビーツを生み出すことが可能になりました!

例えば、グリッチやノイズといった実験的な要素を取り入れたり、既存のジャンルにとらわれない融合的なアプローチが試みられたりするなど、アーティストの創造性によって無限の可能性が追求されています。

このように、現代のブレイクビーツは、伝統的な手法を踏まえつつも、新たなテクノロジーと表現を取り入れながら進化を続けています!

ブレイクビーツの歴史を詳しく解説

ここでは、ブレイクビーツの歴史について解説していきます!

始まりから、現代への影響まで紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

1970年代にニューヨーク・サウスブロンクスで始まった

ブレイクビーツの歴史は、1970年代にアメリカのニューヨーク・サウスブロンクスで始まりました!

当時、DJクール・ハークは、パーティーで最も盛り上がる楽曲の間奏部分である「ブレイク」に着目しました。

彼は2台のターンテーブルと2枚の同じレコードを使い、このブレイク部分を交互に途切れることなく流し続けることで、ダンサーが踊り続けられるリズムトラックを生み出したのです。

この画期的な手法は、当時の参加者たちを熱狂させ、ダンサーたちがブレイクに合わせて踊るようになりました!

やがて、このブレイクビーツの上で、DJがレコードを指で擦って音を出すスクラッチという技法が生まれ、さらにMCが言葉を乗せてラップをするスタイルが確立されていきました。

こうしてブレイクビーツは、ラップ、DJ、ブレイクダンス、グラフィティというヒップホップの四大要素の根幹を形成し、その後のヒップホップカルチャーの発展に不可欠な要素となっていったのです!

80年代後半からサンプラーの登場で進化していく

80年代後半から90年代にかけてはサンプラーの登場により、ブレイクビーツの制作手法はさらに進化を遂げていきます!

既存の楽曲からドラムのブレイク部分を抽出し、加工して新たなリズムを生み出すことが容易になりました。

この技術革新は、ヒップホップだけでなく、イギリスのレイヴカルチャーにおけるジャングルやドラムンベースといった新しい音楽ジャンルの誕生にも大きな影響を与えています◎

さまざまな分野に波及していく

ブレイクビーツの歴史は、単なる音楽ジャンルの進化に留まらず、ストリートカルチャー、ファッション、アートなど、広範な分野に波及し、現代のポップカルチャーを形作る上で欠かせない要素となっています!

特に日本では、1980年代後半以降、ヒップホップが独自に発展し、ブレイクビーツをベースにした楽曲が数多くリリースされ、多様な進化を遂げています◎

このように、ブレイクビーツは音楽制作の技術としてだけでなく、社会や文化にも深く根ざした、奥深い歴史を持っているのです。

ブレイクビーツの作り方を簡単に解説

ブレイクビーツを制作する際、主要な手法としてサンプリングが用いられます。

まず、既存の楽曲の中から印象的なドラムの「ブレイク」部分を見つけ出し、ソフトに取り込みます。

取り込んだオーディオデータは、さらに細かく分割され、キック、スネア、ハイハットといった個々のドラムサウンドの断片が得られます。

これらの断片が、新しいリズムパターンを構築するための素材となるのです。

分割された各サウンドは、制作者の意図に応じて自由に並べ替えたり、音の高さ(ピッチ)、音量、タイミングなどを調整したりすることで、元の楽曲とは異なる、全く新しいオリジナルのリズムパターンを生み出せます!

これだけは押さえたい!定番ブレイクビーツの名曲5選

ブレイクビーツの世界を深く知るためには、その源流となった名曲に触れることが不可欠!

ここでは、数多くのアーティストたちにサンプリングされ、新たな音楽を生み出すきっかけとなった定番の楽曲を5つ厳選して紹介します。

ヒップホップの黎明期から現代に至るまで、様々なシーンで愛され続ける有名なトラックや、ジャンルの歴史を語る上で欠かせない名盤アルバムに収録されたかっこいい曲など、ブレイクビーツの魅力を存分に感じられるラインナップです。

ジェームス・ブラウン『Funky Drummer』

世界中の音楽ファンを魅了し続ける、ジェームス・ブラウンが1970年に発表した『Funky Drummer』は、音楽史において影響力のある楽曲の1つとして知られています!

この楽曲のハイライトは、ドラマーのクライド・スタブルフィールドが叩き出す約20秒間のドラムソロであり、これは「ファンキー・ドラマー・ブレイク」として広く認識されています。

このブレイクは、その後のヒップホップ音楽に多大な影響を与え、数えきれないほどの楽曲の基盤となりました。

特に、タイトでありながらもグルーヴィーな16ビートのパターンは、シンプルさの中に奥深い多様性を秘めており、多くのプロデューサーやビートメイカーにとって創造性を刺激し続けています

このファンクを起源とするブレイクビーツは、音楽ジャンルの枠を超えてサンプリング文化の象徴的な存在となり、今日のポピュラー音楽に不可欠な要素です!

さらに、このブレイクは多くのアーティストに影響を与え、新たな音楽表現の可能性を広げたことで、ブレイクビーツの歴史を語る上で欠かせない楽曲の一つとして位置付けられています。

ザ・ウィンストンズ『Amen, Brother』

1969年にファンク・ソウルバンドのザ・ウィンストンズが発表した楽曲『Amen,Brother』には、「アーメン・ブレイク」として知られる伝説的なドラムブレイクが含まれています!

曲の中盤に登場する、ドラマーのグレゴリー・コールマンによるわずか6秒ほどの無伴奏ドラムソロがその正体です。

このパワフルで独特なリズムパターンは、80年代後半から90年代にかけてヒップホップ、そして特にイギリスのレイヴカルチャーで頻繁にサンプリングされました!

このサンプリングされた音源は、ピッチを上げて高速再生されることで、ジャングルやドラムンベースといった新しい音楽ジャンルを誕生させる直接的な要因となり、音楽史にその名を刻みました。

アーメン・ブレイクは、その汎用性の高さから数え切れないほどの楽曲でサンプリングされ、新たな音楽的表現の可能性を広げただけでなく、著作権問題や二次利用に関する議論を巻き起こすきっかけにもなりました。

現在では、このブレイクを無償で利用できるウェブサイトも存在するなど、音楽制作におけるサンプリングの自由な文化形成にも寄与しています。

クール・アンド・ザ・ギャング『N.T.』

クール・アンド・ザ・ギャングが1971年に発表したアルバム『Live at PJ’s』に収録されている『N.T.』は、ファンクとジャズが融合した彼らならではのサウンドが特徴で、ブレイクビーツの定番として多くの音楽ファンに認知されています!

この楽曲の冒頭から響き渡る重厚なドラムと印象的なベースラインは、ヒップホップ黎明期からDJたちによって頻繁にプレイされ、サンプリングソースとして活用されてきました。

特に、1990年代のヒップホップ黄金期には、Q-TipやNasといった著名なアーティストたちがこのブレイクを巧みに取り入れ、数々の歴史的な名曲を生み出しています◎

例えば、Q-Tipが参加したA Tribe Called Questの楽曲や、Nasの初期の作品において『N.T.』のブレイクが使用されており、その独特のグルーヴが楽曲の完成度を高めています。

そのダーティでファンキーな質感は、楽曲に独自の緊張感と力強いグルーヴをもたらすため、今日に至るまで多くのビートメイカーやプロデューサーから絶大な支持を集めています。

現在でも、アーティストたちがこのブレイクに新たな解釈を加え、現代のサウンドに昇華させる試みが続いており、その影響力は計り知れません!

ケミカル・ブラザーズ『Block Rockin' Beats』

ケミカル・ブラザーズは、イギリスのダンスミュージックユニットで、1990年代にビッグ・ビートムーブメントを牽引しました。

彼らの代表曲である『Block Rockin’ Beats』は、従来のブレイクビーツの枠を超え、革新的なサウンドを提示した1曲!

この楽曲は、ファンキーなベースラインにサイレンのような特徴的なシンセサイザー、さらにロックミュージックのアグレッシブなギターサウンドを大胆に融合させています◎

ヒップホップで用いられるサンプリングの手法を取り入れながらも、そのサウンドをダンスフロア向けに増幅させ、ロックファンをも巻き込むような強力なエネルギーを持ったトラックに仕上げています。

そのパワフルなビートと独創的なサウンドは、当時のクラブシーンに大きな衝撃を与え、今日のダンスミュージックにも多大な影響を与え続けています!

ザ・プロディジー『Voodoo People』

ケミカル・ブラザーズと共にビッグ・ビートシーンを牽引したUKの電子音楽グループ、ザ・プロディジーによる『Voodoo People』も、ブレイクビーツの進化を語る上で欠かせない楽曲!

1994年にリリースされた彼らのセカンドアルバム『Music for the Jilted Generation』に収録されたこの曲は、初期のレイヴやブレイクビーツから、より攻撃的でサイケデリックなサウンドへと進化した彼らの音楽性を象徴しています◎

この曲は、高速で打ち鳴らされる強力なブレイクビーツを軸に、ロックバンド、ニルヴァーナの『Very Ape』からサンプリングしたギターリフを組み合わせ、当時のハードコアテクノやハウスミュージックの要素を取り入れた攻撃的なサウンドを構築しました。

この斬新なアプローチは、Sex Pistolsのギタリストであるスティーブ・ジョーンズのリフをサンプリングするなど、パンクやロックのアティチュードをエレクトロニックミュージックに持ち込んだ先駆的な試みとして高く評価されています!

まとめ:ブレイクビーツとはドラムを組み立てて再生されるリズムのこと

ブレイクビーツとは、ドラムやベースといったリズム楽器のみが演奏される間奏部分を抽出して、ループさせることで作られるリズムやサウンドのこと◎

ブレイクビーツは、ファンクミュージックの一部分をループさせるというシンプルなアイデアから始まり、ヒップホップという文化を生み出し、テクノ、ドラムンベース、ロックなど、時代と共に様々な音楽ジャンルへと姿を変えながら発展してきました!

この記事を参考にして、ブレイクビーツについて理解を深めてみてくださいね。