「ニュー・ジャック・スウィングってなに?」
「ニュー・ジャック・スウィングの歴史を知りたい」
このように思っていませんか?
ニュー・ジャック・スウィングとは、1980年代後半から90年代にかけて世界中の音楽とダンスシーンを席巻した、ヒップホップとR&Bが融合した音楽・ダンスジャンル!
この記事では、ニュー・ジャック・スウィングの基本的な知識から、その歴史、音楽やダンスの具体的な特徴、ヒップホップとの違いを解説していきます!
また、ニュー・ジャック・スウィングの代表的な名曲も紹介していきます!
この記事のコンテンツ
ニュー・ジャック・スウィングとはどんな音楽ジャンル?
ニュー・ジャック・スウィングとは、1980年代後半にニューヨークで誕生した音楽ジャンル!
「新しい(New)」「若者(Jack)」が「揺らす・ノる(Swing)」という意味が込められており、R&Bのメロディアスなボーカルに、ヒップホップの力強いビートやラップを取り入れた点が大きな特徴◎
この音楽ジャンルは、プロデューサーのテディ・ライリーが生みの親とされています。
彼は、当時主流だったR&Bに、サンプリングやドラムマシンといったヒップホップの制作手法を大胆に導入しました。
具体的には、ドラムマシンによる硬質で跳ねるようなビート、特にアクセントの強いスネアドラムの音が象徴的!
これに、流麗なシンセサイザーのメロディと、ソウルフルなボーカルやコーラスワークが組み合わさることで、ダンサブルでありながらも歌心のある独自のサウンドが生まれました。
この新しいサウンドは、それまでのR&Bファンとヒップホップファンの両方を魅了し、ブラックミュージックシーンに大きな変革をもたらすことになりました。
ニュー・ジャック・スウィングの起源と歴史
ニュー・ジャック・スウィングの歴史は、1980年代後半のアメリカの音楽シーンから始まります。
そんなニュー・ジャック・スウィングの起源と歴史について詳しく解説をしていきます。
80年代後半に誕生した背景
1980年代後半のアメリカでは、ヒップホップがアンダーグラウンドからメインストリームへと進出し、社会的な影響力を増していました。
一方で、R&Bはコンテンポラリーで洗練されたサウンドが主流となりつつありましたが、一部ではマンネリ化も指摘されていました。
このような状況の中、ニューヨークのハーレム出身のプロデューサー、テディ・ライリーが新しい音楽の創造を試みます!
彼は、ヒップホップの持つストリート感や力強いビート、サンプリングといった手法を、R&Bのメロディアスでソウルフルな歌唱スタイルと融合させることを考案しました。
この試みは、両方のジャンルのファンに受け入れられる可能性を秘めていて、新しい時代のブラックミュージックを求めるリスナーの期待に応えるものでした。
当時の最先端であったデジタル機材、特にドラムマシンやサンプラーを駆使することで、これまでにないタイトでダンサブルなサウンドが生まれ、ニュー・ジャック・スウィングというジャンルが確立されるに至ったのです!
日本でニュー・ジャック・スウィングが流行した時期
日本でニュー・ジャック・スウィングが大きなブームとなったのは、1990年代初頭です。
アメリカでの流行を受け、日本の音楽シーンやダンスシーンでもこのスタイルが急速に浸透しました!
特に、ダンスを前面に押し出したアーティストたちが積極的に取り入れたことが、ブームの火付け役となります。
その代表格が、ダンスボーカルグループのZOOであり、彼らのヒット曲「ChooChooTRAIN」は、ニュー・ジャック・スウィングの要素を取り入れた楽曲として広く知られています。
この時期、テレビ番組でもダンスが注目されるようになり、ランニングマンなどのステップが若者の間で流行しました。
このように、日本の音楽シーンにおいて、ニュー・ジャック・スウィングは単なる一過性の流行に終わらず、後のJ-POPやダンスカルチャーの発展に大きな影響を与えたジャンルとして位置づけられています。
ニュー・ジャック・スウィングの音楽的な魅力
ニュー・ジャック・スウィングの音楽的な魅力は、何と言ってもその独特なリズムとサウンド!
ヒップホップの力強さとR&Bの洗練されたメロディが融合し、聴く者の体を自然に揺らすグルーヴを生み出しているのが最大の特徴◎
音楽的な特徴として最も顕著なのは、「ハネた」と表現される16ビートのリズムです。
これはシャッフルビートとも呼ばれ、均等なリズムではなく「タッタ、タッタ」と跳ねるような感覚を与えるもので、軽快なダンスステップとの相性が抜群です。
このリズムを生み出しているのが、ドラムマシンの打ち込みによるサウンドで、特に硬質で高いピッチのスネアの音がジャンルを象徴する音として挙げられます。
さらに、シンセサイザーによるファンキーなベースラインや華やかなメロディ、ゴスペル由来のソウルフルなボーカルやコーラスが加わることで、攻撃的でありながらもポップで聴きやすいサウンドが完成します。
ラップが効果的に挿入されることも多く、ボーカルとラップの掛け合いが楽曲にダイナミズムをもたらしているのです!
ニュー・ジャック・スウィングのダンスに見られる特徴
ニュー・ジャック・スウィングは音楽だけでなく、ダンススタイルも非常に特徴的!
ヒップホップをベースにしながらも、より軽やかでリズミカルな動きが主体となり、音楽の持つ「ハネた」グルーヴを体現するような振り付けが多く見られます。
そんなニュー・ジャック・スウィングのダンスに見られる特徴を解説していきます。
軽快な足さばきが基本のステップ
ニュー・ジャック・スウィングのダンスは、軽快な足さばき、つまりステップワークが全ての基本となります。
音楽の持つ跳ねるようなリズムを足元で表現することが最も重要視されるため、上半身はリラックスさせつつ、膝を柔らかく使って常に体を弾ませることが上達のコツ◎
アップのリズムをキープしながら、流れるようにステップを踏んでいくのが特徴!
初心者が練習する際は、まず音楽をよく聴き、体の力を抜いて軽くジャンプするようにリズムに乗ることから始めると良いでしょう。
ステップの練習では、足の動きだけでなく、体重移動をスムーズに行うこともポイント◎
重心を安定させながら足を素早く動かすことで、ニュ
ランニングマンなど代表的な動き
ニュー・ジャック・スウィングのダンスには、象徴的ないくつかの代表的な動きがあります!
その中でも最も有名なのが「ランニングマン」。
これは、その場で走っているかのように見せるステップで、片足を上げた状態から地面を滑らせるように後ろに下げると同時に、もう片方の足を前に引き上げる動作をリズミカルに繰り返します。
シンプルながら奥が深く、ニュー・ジャック・スウィングを踊る上で欠かせない基本の動き!
その他にも、「ロジャーラビット」という、片足でキックしながら後ろにホップする軽快なステップや、カクカクとしたロボットのような動きを取り入れた「ロボコップ」など、ユニークでキャッチーな名前のステップが数多くあります。
これらの動きは、単独で踊るだけでなく、組み合わせて一連のルーティンにすることで、より表現の幅が広がります。
当時のニュー・ジャック・スウィングのダンスのミュージックビデオなどを見ると、これらのステップが効果的に使われているのを確認できます。
ニュー・ジャック・スウィングとヒップホップダンスの違い
ニュー・ジャック・スウィングとヒップホップダンスは、どちらもストリートダンスに分類され、ルーツを共有する部分も多いですが、リズムの取り方や動きの質感に明確な違いがあります!
2つのダンスの違いを知ってみてください!
リズムの取り方や動きが違う
ニュー・ジャック・スウィングダンスとヒップホップダンスは、リズムんの取り方や動きが異なります!
ヒップホップダンスの多くは、ビートに合わせて体を沈ませる「ダウン」のリズムを基本とします。
一方、ニュー・ジャック・スウィングは、体を弾ませる「アップ」のリズムが主体です。
このため、ニュー・ジャック・スウィングダンスは動き全体が軽やかでスピーディーな印象を与えます◎
ダンスの構成の違いがある
また、 ニュー・ジャック・スウィングとヒップホップダンスは構成も異なります。
ヒップホップダンスが全身を使ったダイナミックな動きや、アイソレーション(体の一部だけを動かす技術)などを多用するのに対し、ニュー・ジャック・スウィングは軽快なステップワークが中心となります!
足さばきで音楽のグルーヴを表現することが重視される点は、ハウスダンスとも共通する部分があります。
音楽性に関しても、ヒップホップがラップ中心の楽曲が多いのに対し、ニュー・ジャック・スウィングはR&B由来の歌やメロディが主体となるため、ダンスの表現もそれに合わせてメロディアスで流れるような動きが多くなります◎
まずは聴きたい!ニュー・ジャック・スウィングの代表的な名曲
ニュー・ジャック・スウィングの世界に足を踏み入れるなら、まずはその時代を象徴する代表的な名曲を聴くのが一番◎
ここでは、ジャンルの魅力を存分に味わえる、初心者にもおすすめの有名アーティストや楽曲、関連作品を紹介します。
Teddy's Jam/Guy
ニュー・ジャック・スウィングを語る上で欠かせないのが、このジャンルの生みの親であるテディ・ライリーが手掛けたグループのガイ(Guy)です!
彼らの代表曲「Teddy’s Jam」は、まさにニュー・ジャック・スウィングの教科書とも言える楽曲であり、このジャンルの特徴が凝縮されています。
テディ・ライリー自身がプロデュース・作曲・アレンジを手掛けたこの曲は、ドラムマシンによる硬質で跳ねるようなビート、分厚いシンセサイザーのサウンド、そしてソウルフルなボーカルとコーラスワークが一体となり、一度聴いたら忘れられないグルーヴを生み出しています。
当時の最新機材を駆使し、ヒップホップの要素とR&Bのメロディを絶妙に融合させたサウンドは、まさに革新的◎
この楽曲は、単に聴くだけでなく、体を揺らしたくなるような衝動に駆られるダンサブルな魅力に溢れています。
Every Little Step/BobbyBrown
ボビー・ブラウンの「Every Little Step」は、ニュー・ジャック・スウィングの代表曲として、このジャンルを語る上で欠かせない一曲!
1989年にリリースされたこの楽曲は、彼のアルバム「Don’t Be Cruel」からのシングルとして大ヒットを記録し、ビルボードのR&Bチャートで1位を獲得しました。
この曲の最大の魅力は、テディ・ライリーが手掛けた、まさにニュー・ジャック・スウィングを象徴するサウンドにあります!
軽快で跳ねるようなドラムマシンによるビートは、聴く者を否応なしにダンスフロアへと誘います。
特に、アクセントの効いたスネアドラムの音が印象的で、楽曲全体に推進力とグルーヴを与えているのです!
ミュージックビデオでは、ボビー・ブラウン自身がキレのあるダンスを披露しており、ニュー・ジャック・スウィングを代表するステップを見ることができます!
Poison/BellbivDeVoe
ベル・ビヴ・デヴォーの「Poison」は、ニュー・ジャック・スウィングを代表する最も有名な楽曲の1つ!
硬質でダークな雰囲気を持つビートと、緊張感のあるシンセサイザーの音色が特徴で、従来のR&Bとは一線を画す革新的なサウンドは、当時の音楽シーンに衝撃を与えました。
楽曲全体を彩る3人の個性的なボーカルワークも魅力的で、スムーズなハーモニーとラップのようなフロウが絶妙に絡み合っています◎
ミュージックビデオでは、メンバーが当時の流行を反映したストリートファッションに身を包み、洗練されたダンスパフォーマンスを披露しており、この曲が音楽だけでなくファッションやダンスといったカルチャー全体に与えた影響の大きさを物語っています。
現在でも多くのアーティストにカバーされ、サンプリングされるなど、時代を超えて愛され続ける名曲です。
まとめ:ニュー・ジャック・スウィングダンスを学ぶならNAYUTAS!
ニュー・ジャック・スウィングについて詳しく解説をしてきました!
ニュー・ジャック・スウィングは、1980年代後半から90年代にかけて音楽とダンスの世界に革命をもたらした、ヒップホップとR&Bのハイブリッドなジャンル。
この記事を参考にして、ニュー・ジャック・スウィングについて理解を深めてみてください!
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