
「ダンスの授業はなんで必修化したの?」
「ダンスの授業の目的は何?」
ダンスの授業の必修化について、このように思っていませんか?
日本の中学校でダンスの授業が必修化されたことについて、その理由や背景に疑問を持つ人は少なくありません。
この記事では、ダンスがいつから必須科目として導入されたのか、そしてなぜ必修となったのかという具体的な理由を詳しく解説します。
ダンスの授業の必修化について知りたい人に役立つ記事になっているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
中学校でダンスの授業が必修になったのはいつから?
中学校の保健体育の授業でダンスが男女共に必修となったのは、2012年度(平成24年度)からです!
これは、2008年に改訂された新しい学習指導要領が、この年から中学校で全面的に施行されたことに基づきます。
それ以前も、体育の授業でダンスを選択することは可能でしたが、必修ではありませんでした。
しかし、この改訂により、武道、ダンス、器械運動といった領域において、で全ての生徒がいずれも履修することになりました。
学校教育の中でダンスが正式に必須科目として位置づけられたことで、すべての中学生がダンスに触れる機会を持つことになったのです!
ダンスの授業が必修科目になった理由を解説
ダンスが必修科目になった背景には、現代の子どもたちが抱える課題に対応する教育的な目的があります。
みんなで踊ったりする楽しさや喜びを感じるため
周りの生徒と良さを認め合うため
健康や安全に気を配ることができるようにするため
課題に応じて取り組み方を工夫できるようにするため
文部科学省が掲げる学習指導要領を参考にして、ダンスの授業が必修科目になった理由を詳しく解説してきます。
みんなで踊ったりする楽しさや喜びを感じるため
ダンスが必修化された大きな理由の1つは、生徒たちが仲間と共に体を動かし、表現する楽しさや喜びを実感できるようにするためです!
音楽に合わせて体を動かすことは、運動が得意でない生徒にとっても純粋な楽しみとなり得ます。
小学生の時から体育の授業で表現運動に触れる機会はありますが、中学校ではさらに発展させ、仲間とイメージを共有しながら一つの作品を創り上げる達成感を味わうことを目指しているのです◎
実際に、仲間と一緒に1つにダンスを完成させて踊りきるのは、楽しさや喜びを強く感じられます!
周りの生徒と良さを認め合ったり分担した役割を果たしたりするため
ダンスの授業、特に創作ダンスでは、グループでの活動が中心となります。
生徒たちは、選択した音楽の曲や与えられたテーマに沿って、協力しながら振り付けや構成を考えます。
この過程で、自分とは異なる意見やアイデアに耳を傾け、互いの表現の良さを認め合う姿勢が自然と育まれます!
また、振り付けを主導する人、全体の構成を考える人、音楽のタイミングを合わせる人など、グループ内で自然に役割分担が生まれます。
それぞれの生徒が責任を持って自分の役割を果たすことで、チームとしての一体感が醸成され、社会で必要とされる協調性やコミュニケーション能力を実践的に学ぶ機会となるのです!
健康や安全に気を配ることができるようにするため
ダンスは全身を使った運動であり、生徒が自身の身体能力や健康状態と向き合う良い機会となります!
授業では、怪我を予防するための準備運動や整理運動の重要性を学び、安全に運動を続けるための知識を身につけます。
また、グループで活動する際には、自分だけでなく仲間の安全にも配慮することが求められます。
例えば、動きがぶつからないようにスペースを確保したり、互いの体調を気遣ったりするなど、集団で活動する上でのリスク管理能力が養われます。
これらの経験を通じて、健康を維持し、安全に運動に取り組むための自己管理能力を高めることができます。
ダンスの特性が課題に応じて運動の取り組み方を工夫できるようにするため
ダンスには、スポーツのような明確な勝ち負けや点数がなく、表現方法に決まった正解がないという特性があります!
この特性は、生徒が与えられた課題に対して、自分たちなりの解決策を見つけ出す思考力を養うのに適しています◎
動きの組み合わせや隊形の変化など、様々な要素を検討し、より良い表現を求めて工夫を凝らす過程は、創造性や問題解決能力を養ってくれるのです。
このように自ら考え、工夫しながら運動に取り組む経験は、他の学習活動や日常生活にも活かされる能力の育成につながります。
中学校の体育で教わるダンスの具体的な内容
中学校の体育の授業中に教わるダンスは、学習指導要領において「創作ダンス」「フォークダンス」「現代的なリズムのダンス」の3つの領域が示されています。
中学生は、学校の方針や担当教員が作成した案に基づき、選択された種類のダンスを学びます。
自分たちで振り付けを考える創作ダンス
踊り方の特徴をとらえて音楽に合わせて動くフォークダンス
現代的なリズムのダンスは特徴をとらえて全身で踊る
ダンスの授業で行われる、3つのダンスについて詳しく解説していきます。
自分たちで振り付けを考える創作ダンス
創作ダンスは、生徒たちがグループでテーマを設定し、それに合わせて自由に動きや構成を考え、1つの作品を作り上げる授業です。
決まった振り付けはなく、生徒のアイデアや表現力が主体となります。
最初は簡単な動きやポーズを組み合わせることから始め、徐々にグループ全体での構成へと発展させていきます。
この創作の過程を通じて、仲間と協力して物事を成し遂げる協調性や、自らのイメージを形にする創造力が養われます。
自分たちの力で作品を完成させる達成感は、大きな自信につながります。
“創作ダンスでは,多様なテーマから表したいイメージをとらえ,動きに変化を付けて即興的に表現したり,変化のあるひとまとまりの表現にしたりして踊ること。
出典:中学校学習指導要領解説“
踊り方の特徴をとらえて音楽に合わせて動くフォークダンス
この領域では、主に世界各国の踊りであるフォークダンスが取り扱われます!
フォークダンスには、それぞれの地域に伝わる伝統的な音楽や文化を背景とした、特徴的なステップや動きがあります。
授業ではこれらの踊りの由来や特徴を学びながら、音楽に合わせて決められた振り付けを習得します。
男女でペアになったり、全員で輪を作ったりして踊ることが多いため、自然とクラスメイトとのコミュニケーションが促されます。
動き自体は比較的単純なものが多く、繰り返し練習することで誰でも踊れるようになるため、ダンスに苦手意識がある生徒も参加しやすいという利点があります。
仲間と動きを合わせる楽しさや一体感を味わうことができます!
“フォークダンスでは,踊り方の特徴をとらえ,音楽に合わせて特徴的なステップや動きで踊ること。
出典:中学校学習指導要領解説“
現代的なリズムのダンスは特徴をとらえて全身で踊る
現代的なリズムのダンスとして、中学校の授業ではヒップホップダンスなどが多く取り入れられています!
生徒たちにとって馴染み深い音楽に乗って踊るため、関心を持ちやすいのが特徴◎
授業では、現代のダンスで主流のリズムの取り方や、代表的なステップを学びます。
これらの基本的な動きを習得した上で、生徒たちはグループになり、音楽のリズムの特徴を捉えながら、学んだステップを組み合わせたオリジナルの振り付けを練習します。
リズムに乗って全身で踊る爽快感や、仲間と動きが揃ったときの一体感を味わうことができ、表現する楽しさを実感しやすい領域です。
“現代的なリズムのダンスでは,リズムの特徴をとらえ,変化のある動きを組み合わせて,リズムに乗って全身で踊ること。
出典:中学校学習指導要領解説“
ダンスの授業で得られる3つのメリット
中学校で必修化されたダンスの授業は、単に踊りの技術を習得するだけでなく、生徒の心と体の成長に多くのメリットをもたらします。
リズム感や体力が向上する
人前で自分を表現する力がつく
協調性や社会性が養われる
ダンスの授業を受けることで具体的にどのような良い影響があるのか、ここでは主なメリットを3つのポイントに整理して解説していきます!
リズム感や体力が向上する
ダンスは常に音楽と共にあるため、授業を通じて継続的に練習することで、自然とリズム感が身につきます!
ダンスの授業ではリズムに合わせた手拍子やステップなど、ゲーム感覚で楽しみながらリズム感を養う活動が取り入れられることもあります。
また、ダンスは全身を動かす有酸素運動であるため、基礎体力のアップに効果的◎
特に現代的なリズムのダンスは運動量が多く、心肺機能や筋力の向上に貢献します。
授業で培われた体力やリズム感は、ダンスだけでなく、他の様々なスポーツや身体活動を行う上での土台となるのです!
人前で自分を表現する力がつく
ダンスの授業では、練習の成果を発表する場として、クラス内での発表会や、学校行事での披露の機会が設けられることが一般的。
多くの生徒の前でパフォーマンスを行う経験は、人前で自分を表現する度胸と自信を育みます!
最初は恥ずかしさを感じるかもしれませんが、仲間と協力して一つの作品を創り上げ、それを発表するという成功体験を重ねることで、自己肯定感が高まるのです。
ダンスによって培われる、身体を使って感情やテーマを表現するスキルは、言葉だけに頼らないコミュニケーション能力の向上にもつながります。
その結果、授業での発言や将来のプレゼンテーションなど、様々な場面で活かすことができる力となります!
協調性や社会性が養われる
ダンスの授業、特にグループで作品を創作する活動は、協調性や社会性を養う絶好の機会◎
1つの目標に向かってメンバー全員で協力する必要があり、そのためには活発なコミュニケーションが不可欠です!
時には意見が対立することもありますが、それを乗り越えて一つの作品を完成させる過程で、他者の意見を尊重し、合意を形成する力が身につきます。
また、振り付けを覚えるのが得意な人、構成を考えるのが得意な人など、それぞれの長所を活かしながら役割を分担することも学びます。
仲間と息を合わせることは決して簡単ではなく、難しい課題を共に乗り越える経験が、強い連帯感と社会性をはぐくまれるのです!
小学校の授業でダンスは必修?
小学校の学習指導要領においても、体育の領域の中に「表現運動」という形でダンスが必修化されており、中学校と同様に全ての学童が経験することになっています。
ここでは小学生の授業での、ダンスの必修化について詳しく解説していきます。
小学校でもダンスは必修
小学校においても、体育の学習指導要領の中でダンスが「表現運動」として位置づけられており、必修科目となっています!
これは、中学校と同様に、全ての児童がダンスを授業で行う事を意味しています。
小学校でのダンス学習は、リズムに乗って体を動かす楽しさを感じることや、多様な表現方法を試すことに重点が置かれています◎
中学校のダンスが「創作ダンス」「フォークダンス」「現代的なリズムのダンス」の3つの領域に分かれているのに対して、小学校ではより基礎的な身体表現や動きの楽しさに重点を置いている点が大きな特徴!
このように段階的な学習を通して、子どもたちは幼少期から自然とダンスに親しみ、身体を使って表現する力を着実に育んでいくことができるのです。
小学校と中学校で計9年間ダンスをする
小学校からダンスが必修化されたことにより、小学校と中学校の計9年間ダンスをすることになります!
小学生のうちに行う、「表現・リズム遊び」や「表現運動」は本格的なダンスではありません。
しかし、小学校6年間でのリズム遊びや表現運動の経験を経て、中学校で本格的なダンスの授業を行うようになっているのです◎
まとめ:必修化したダンスが上手くなりたい人はNAYUTASへ通おう!
中学校におけるダンスの必修化は、生徒たちの心身の健全な発達を促す多くの目的を持っています。
授業をきっかけにダンスの魅力に気づき、さらに技術を向上させたい、あるいは授業での苦手意識を克服したいと感じる場合、ダンススクールのNAYUTASへ通うのがおすすめです!
NAYUTASではプロのインストラクターがマンツーマンで指導をしているため、ダンスが苦手な人でもレクチャーを受けやすい環境が整っています。
また、中学校の授業で取り扱われる、「創作ダンス」「フォークダンス」「現代的なリズムのダンス」にフォーカスしてレッスンを受けることもできます◎
必修化したダンスが上手くなりたい人はNAYUTASで体験レッスンを受けてみてくださいね!



