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ダンススクールNAYUTAS六本木校のブログ

ダンスのダウンとアップとは?膝だけで取ると「のっぺり」見える理由と、正しい体の使い方

ダンスのダウンとアップとは?膝だけで取ると「のっぺり」見える理由と、正しい体の使い方

音楽に合わせて膝を曲げ伸ばししている。リズムからは遅れていないはずなのに、鏡に映る自分はなぜかのっぺりして見える。レッスンでは「もっとノって」と言われるけれど、何を変えればいいのか分からない——。

こんにちは、NAYUTAS六本木校です。ヒップホップを始めた方がこの悩みにぶつかったとき、原因になっていることが多いのがダウンとアップです。どちらもダンスの最初に習う基本ですが、「知っている」と「できている」の差がとても大きい動きでもあります。この記事では、ダウンとアップの違い、のっぺり見えてしまう原因、そして正しい体の使い方と練習の順番を解説します。

ダウンとアップは「どの拍で、どちらに動くか」の違い

ダウンとアップは、どちらも音楽のビートに合わせて体を上下させるリズムの取り方です。違いは、拍(オンカウント)が来た瞬間に、体が下にあるか上にあるかです。

ダウン拍のタイミングで体を沈める。拍と拍の間(「&」のタイミング)で元の高さに戻る。重さや落ち着きが出る、ヒップホップの最も基本的なノリ。
アップ拍と拍の間で軽く沈んで準備し、拍のタイミングで体を引き上げる。軽さや弾む感じが出るノリ。

ポイントは「拍の間」の使い方

ダウンもアップも、拍の瞬間だけを意識していると動きが途切れます。拍と拍の間に何をしているかで、ノリの質が決まります。ダウンなら間で戻る、アップなら間で沈んで準備する。この「間」があるから、上下の動きが一続きの波になります。

ダウンの正しい体の使い方

低い姿勢で重心を落として踊るストリートダンサー

足を肩幅に開き、膝を軽くゆるめて立ちます。そこから拍に合わせて、次の3つを同時に行います。

① 膝と股関節を一緒に曲げる

膝だけを曲げると、上半身がその場に残ったまま脚だけが動きます。股関節も一緒に折り、お尻を真下に落とすイメージで沈むと、体全体が一つになって下に動きます。腰が前に突き出た「くの字」の姿勢になると膝に負担がかかるので注意してください。

② 胸を軽く後ろへ引く

沈むのと同時に、みぞおちを少し後ろへ引き、胸をすぼめるようにします。これがヒップホップらしい「ノリ」の正体です。上半身がまっすぐ立ったまま膝だけが上下していると、のっぺりして見えます。

③ 首と腕は力を抜いて、遅れてついてくる

首や腕に力が入っていると、体全体がロボットのように固く動きます。首と腕は体幹の動きに少し遅れてついてくるくらいでちょうどいい。肩が上下していないかも確認してください。肩でリズムを取ってしまう癖については、鏡の中の自分が「若作り」に見える理由でも詳しく書いています。

アップの正しい体の使い方

アップは、ダウンと沈むタイミングが逆になります。拍と拍の間(「&」)で膝と股関節を軽く曲げて準備し、拍のタイミングで体を引き上げます。

引き上げるときは、膝を伸ばすだけでなく、胸を前上に持ち上げるように上半身も使います。かかとを上げて跳ねる必要はありません。拍の瞬間に体がいちばん高い位置にあればアップです。

アップが苦手な人の多くは、拍の直前の準備(沈み)が遅れています。「拍で上がる」より「拍の直前に沈んでおく」を意識すると、急に取りやすくなります。

「できているつもり」になりやすい4つの間違い

キャップをかぶったダンサーが膝を曲げて低くポーズをとる様子

① 膝だけで動いている

いちばん多い間違いです。脚は上下しているのに上半身が止まっているため、どれだけリズムが合っていても平坦に見えます。胸の動きをセットにしてください。

② 正しいフォームを意識しすぎて力んでいる

形を気にするほど、肩や首に力が入ります。力んだダウンは、カクカクした硬い動きになります。最初は小さな動きで構わないので、力を抜いて続けられる大きさから始めましょう。

③ ダウンとアップが混ざっている

ダウンのつもりが、拍で上がっていることがあります。慣れないうちは、拍で「下(ダウン)」「上(アップ)」と口に出しながら動くと、ずれに気づけます。

④ テンポによってリズムが揺れる

速い曲では走り、遅い曲では遅れる。どちらも、拍の間の動きが曖昧なときに起きます。メトロノームや一定のビートに合わせて、同じ深さ・同じ速さで続けられるかを確認しましょう。

ダウンとアップの練習の順番

ステップ1音楽なしで、「1、&、2、&」と声に出しながらダウンを繰り返す。沈む深さと、胸の動きが毎回同じになることだけに集中します。
ステップ2テンポのゆっくりしたヒップホップの曲(BPM90前後が目安)に合わせて、ダウンだけで1曲を通します。
ステップ3同じ曲で、8カウントごとにダウンとアップを切り替えます。切り替えた瞬間に崩れる人は、拍の間の準備が遅れているサインです。
ステップ4慣れたら、首や腕を体幹の動きに少し遅れてつけていきます。ここまでできると、ステップを覚えたときに動きが自然につながります。

練習のときは、正面からだけでなく横からも動画を撮って確認してください。股関節が折れているか、胸が引けているかは、横から見ないと分かりません。

スタジオで講師と一緒にポーズを練習する生徒たち

自己流の限界を感じたら

ダウンとアップは、自分では「できている」と感じやすい動きです。けれど動画で見返すと、膝だけで動いていたり、肩が上下していたりと、想像と違う姿が映っていることがよくあります。しかも、どこを直せばいいのかまでは、動画を見ても分かりにくいものです。

基礎のリズムは、早い段階で正しい形を身につけるほど、その後のステップや振り付けの上達が速くなります。独学で伸び悩むポイントについては、ダンス独学の限界でも解説しています。

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NAYUTAS六本木校の無料体験レッスンでは、講師があなたのダウンとアップを正面と横から確認し、膝・股関節・胸・肩のどこを変えればノリが出るのかをその場でお伝えします。完全マンツーマンなので、基礎からじっくり見直したい方にもおすすめです。六本木駅7番出口より徒歩3分。

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まとめ

  • ✓ダウンは拍で体を沈め、アップは拍で体を引き上げるリズムの取り方
  • ✓ノリの質は、拍と拍の間(「&」)に何をしているかで決まる
  • ✓ダウンは膝と股関節を一緒に曲げ、胸を軽く後ろへ引く
  • ✓首と腕は力を抜き、体幹の動きに少し遅れてついてくる
  • ✓アップは「拍で上がる」より「拍の直前に沈んでおく」を意識する
  • ✓よくある間違いは、膝だけで動く・力む・ダウンとアップが混ざる・テンポで揺れる
  • ✓練習は音楽なし → ゆっくりの曲 → 切り替え → 腕と首の連動の順で
  • ✓確認は正面だけでなく、横からの動画で

ダウンとアップは地味な練習ですが、ここが整うと同じ振り付けでも見え方がまったく変わります。まずは音楽なしで、「1、&、2、&」と声に出しながら、胸の動きをつけたダウンから始めてみてください。