こんにちは!ナユタス堺東校です😊
XGのDance Practiceやライブパフォーマンスを見ていると、
「7人の動きが気持ちいいくらい揃っている!」
と感じる一方で、
「同じ振付なのに、一人ひとりの踊り方にはちゃんと個性がある」
と感じませんか?
XGは、ただ全員が同じ形・同じタイミングで踊るだけのグループではありません。
HIPHOPやR&Bを軸にしたグルーヴ、身体の使い方、動きの質感を共有しながら
その中にそれぞれの個性が残っています。
実際、JURINさんはXGについて、7人それぞれに得意なことがあり
それらを持ち寄って意見交換しながら一つのステージを作っていると話しています。
今回は、歌や歌詞ではなくXGの「ダンスそのもの」に注目!
なぜXGは“揃っているのに個性的”に見えるのか
「シンクロ」「質感」「グルーヴ」という3つのポイントから掘り下げてみます。
① XGの「揃う」はポーズだけじゃない!
グループダンスで「揃っている」というと、
腕の高さが同じ
足を出すタイミングが同じ
ポーズの形が同じ
といった部分を想像しやすいですよね。
もちろんXGにも、こうしたシンクロ感があります。
でも注目したいのは、動き始めてから止まるまでの過程です。
例えば、
どのタイミングで重心を落とすのか
どこで一気にアクセントを入れるのか
どのくらい身体を揺らすのか
どこで力を抜くのか
こうした細かな部分まで近い感覚で共有されていると、
単にポーズが合っている以上の「一体感」が生まれます。
XGのパフォーマンスを見るときは、一度センターだけを見るのではなく
7人全体をぼんやり眺めてみるのもおすすめ。
全員の身体が同じ音に反応しているように見える瞬間が見つかると思います。
② キーワードは「質感」!同じ振付でも踊り方は変わる
ダンスでよく使われるのが「質感」という言葉です。
少し分かりにくいですが、簡単にいえば、
「その動きをどんな感じで踊るか」
ということ。
例えば同じ腕を振る動作でも、
鋭く振る
重たく振る
柔らかく流す
力を抜いて振る
では、まったく違うダンスに見えます。
XGは楽曲によって、この質感が大きく変化します。
力強く重たい動きを見せることもあれば、
滑らかに流れるような動き、細かく鋭いアクセントを効かせた動きも登場します。
つまり、
「XGっぽい動きはこれ!」
と一つに決められるわけではありません。
曲が変われば、身体の使い方も変える。
この質感の切り替えもXGのダンスの面白さです。
③ 「TGIF」ではヴォーギングまで取り入れている!
XGのダンスの幅広さが分かりやすい曲の一つが「TGIF」です。
「TGIF」は90年代のハウスや2000年代初頭のエレクトロなどの要素を持つ楽曲で
ダンスにはヴォーギングの要素が取り入れられています。
さらに興味深いのがCOCONAさんの取り組み。
COCONAさんはヴォーギングについて、単に振付として覚えるのではなく
歴史を調べたり、ルーツとなる音楽を聴いたりして理解を深めたうえで、
自分なりに解釈してメンバーへ共有したと話しています。
ここにはダンス上達のヒントもあります。
振付の形だけをコピーするのではなく、
「これはどんなジャンル?」
「どんな音楽から生まれた?」
「身体をどう使うダンス?」
というところまで知る。
すると、同じ振付でも動きの質感まで変わってくることがあります。
④ XGらしさを作る「グルーヴ」って何?
XGのダンスを語るなら、外せないのがグルーヴです。
グルーヴという言葉はよく聞きますが、
「結局グルーヴって何?」
と思っている方も多いのではないでしょうか。
かなり簡単に表現すると
音楽のリズムを身体で感じ、それを動きとして表す“ノリ”のようなものです。
ただカウントに合わせて、
1・2・3・4
と動くだけではありません。
ビートに対して身体を上下させたり、重心を移動させたり、あえて少し余裕を持たせたり。
こうした身体の反応によって、「音楽に乗っている」ように見えるダンスになります。
XGはR&BやHIPHOPを自分たちの音楽の根幹として挙げています。
JURINさんも、メンバー全員が自然と大胆でパワフルな音楽やダンスに惹かれていったと語っています。
その音楽的なバックグラウンドと身体のノリが結びついているところも
XGらしいダンスを考えるうえで重要なポイントでしょう。
⑤ 「全部をピッタリ揃える」だけではXGっぽくならない?
ここが今回の記事で一番面白いところです。
XGのダンスを真似しようとして、
「全員とまったく同じ角度にしよう!」
「振付を間違えないようにしよう!」
と形ばかり意識すると、少し硬いダンスになってしまうことがあります。
もちろん振付を正しく覚えることは大切です。
でもHIPHOPやR&Bの要素を持つダンスでは、
身体のノリ
重心
力の抜き方
音への反応
も重要です。
つまり、
振付を揃えること
と
全員をコピーしたような踊り方にすること
は別なんですね。
⑥ 7人それぞれの得意分野が作品に持ち込まれている
XGの個性を考えるうえで興味深いのが、作品を作るときの7人の役割です。
JURINさんによると、
MAYAさん・COCONAさん → 具体的なリファレンスを集める
JURINさん → 感覚的な部分から掘り下げる
HARVEYさん → 動きを生み出すのが得意
CHISAさん → ディテールを確認して詰めるのが得意
と、それぞれ違った強みがあるそうです。
そして、それぞれが持ってきたアイデアを交換し
一つの作品やステージへまとめています。
これはまさに、
「個性を消して一つになる」のではなく、「個性を持ち寄って一つになる」
というXGのスタイルを象徴しているように感じます。
⑦ 一人ひとり違うのに「XG」に見える理由
では、なぜ個性を残してもバラバラに見えないのでしょうか。
一つ考えられるのが、7人が楽曲の方向性や表現を共有していることです。
XGでは新しい楽曲に取り組む際、プロデューサーから音だけでなく
その曲をイメージしたビジュアルが提示されることもあるそうです。
例えば「銀河」や「果てしなく続く道」といったイメージを音と一緒に受け取り
そこから曲全体の世界観への理解を深めていきます。
全員の踊り方を完全に同じにしなくても、
「この曲をどう表現するのか」
という方向性を共有できていれば、一つの作品としてまとまりやすくなります。
グループダンスに必要なのは、動きのコピーだけではないということですね。
⑧ XGのDance Practiceを見るなら「足元」にも注目!
XGのダンスを見るときにおすすめなのが、上半身だけでなく足元や重心を見ることです。
派手な腕の振りや表情に目が行きやすいですが、
膝をどのくらい使っている?
身体は高い位置?低い位置?
どのタイミングで体重を移動している?
止まった瞬間の重心はどこ?
という部分にも注目してみましょう。
同じ振付を真似しているのに、
「なんか自分だけ軽く見える……」
という場合、手の振付ではなく下半身や重心の使い方が違っていることもあります。
XGのようなグルーヴ感のあるダンスを練習するときほど、身体全体を見ることが大切です。
⑨ 初心者がXGを踊るなら、いきなり全部真似しなくてOK!
XGのダンスを見て、
「かっこいいから踊ってみたい!」
と思ったものの、
「難しすぎる!」
となった方もいるかもしれません。
そんなときは、一度に全部をコピーしようとしなくて大丈夫です。
おすすめなのは、
① まず振付を覚える
↓
② カウントに合わせて踊る
↓
③ 原曲でリズムを感じる
↓
④ 重心や身体のノリを真似する
↓
⑤ 強弱や質感を加える
という順番。
特に最初から本人たちのスピード・表情・身体の使い方まで全部コピーしようとすると、振付そのものが崩れてしまうことがあります。
まず「形」を覚えて、その後に「ノリ」や「質感」を足していく。
この順番で練習すると取り組みやすくなります。
「SHOOTING STAR」「TGIF」などを見比べると面白い!
今回のテーマでおすすめしたいのが、
XGの複数のDance PracticeやPerformance Videoを見比べることです。
例えば、
「SHOOTING STAR」
「TGIF」
などを続けて見てみましょう。
曲が変わると、同じ7人でも身体から受ける印象が変わります。
特に「TGIF」ではヴォーギングの要素も取り入れられているため、
普段のXGとはまた違った身体のラインやポーズにも注目です。
「XGはダンスが上手い!」
で終わらせず、
「この曲とこの曲では何が違う?」
と考えながら見ると、ダンスの見方も少しずつ変わってくると思います。
まとめ|XGは「揃える」と「個性」を両立している!
XGのダンスが“揃っているのに個性的”に見える背景には、
タイミングや動きの一体感
楽曲に合わせた質感
HIPHOP・R&Bを感じさせるグルーヴ
重心や身体全体の使い方
7人それぞれが持つ得意分野
など、さまざまな要素があります。
そして興味深いのは、一人ひとりの違いをなくすことがゴールではないということ。
それぞれが違った強みや感覚を持ちながら、それを持ち寄って一つのステージを作っていることは、メンバー自身の言葉からも分かります。
次にXGのダンスを見るときは、
「どれくらい揃っている?」
だけでなく、
「同じ振付なのに、それぞれ何が違う?」
にも注目してみてください。
XGのダンスの面白さが、さらに見えてくるかもしれません😊
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