こんにちは!
NAYUTAS(ナユタス)香川高松校です。
ダンスを練習していると、
「なんとなく動きが違う」
「動画を見ても、どこを直せばいいか分からない」
「先生や上手な人と同じ振付なのに、なぜか自分だけ硬く見える」
このように感じることがあります。
これは、才能がないということではありません。
多くの場合、問題は「できていないことが分からない」のではなく、見るポイントがまだ整理されていないだけです。
ダンスは、足順だけでできているわけではありません。
リズム、重心、姿勢、目線、腕の使い方、足裏の使い方、力の抜き方、音の取り方など、たくさんの要素が同時に重なっています。
そのため、自分では「足が間違っている」と思っていても、実際には重心移動が遅れていたり、上半身が固まっていたり、音を取るタイミングが少しだけズレていたりすることがあります。
マンツーマンレッスンの大きな魅力は、そうした「自分では気づきにくい原因」を一つずつ整理できることです。
「何が違うのか」を言葉にできると、練習が変わる
ダンスが上達しにくい時は、ただ回数を増やすだけでは遠回りになることがあります。
もちろん反復練習は大切です。
しかし、何を直すのか分からないまま繰り返すと、間違った動きがそのまま癖になることもあります。
たとえば、同じステップでも、
・足を出すタイミングが遅い
・膝だけで動いていて、重心が移動していない
・腕に力が入りすぎて、身体全体の流れが止まっている
・音の表ではなく、少し後ろに乗れていない
・床を押す力が弱く、動きが軽く見えない
など、原因は人によって違います。
マンツーマンでは、動きを見ながら「今どこでズレているのか」を細かく確認できます。
そして、ただ「もっと大きく」「もっとリズムよく」と言うのではなく、
「足より先に重心を移してみる」
「腕を振るより、胸の向きを少し変えてみる」
「音を聞く時に、カウントではなくベースを感じてみる」
というように、具体的な修正ポイントに変えることができます。
この「なんとなく違う」を「ここを直せばいい」に変えることが、上達の第一歩です。
マンツーマンで分かりやすくなる3つのこと
- 自分の癖が分かる
ダンスには、それぞれの身体の癖が出ます。
片足に体重が乗りやすい人。
肩に力が入りやすい人。
膝が内側に入りやすい人。
音より少し早く動いてしまう人。
逆に、考えすぎて動き出しが遅くなる人。
グループレッスンでは全体の流れがあるため、一人ひとりの細かい癖を深く見続けるのは難しい場合があります。
マンツーマンでは、その人の動き方を見ながら、
「この動きが苦手なのは、足順ではなく重心かもしれない」
「振付を覚えられないのは、身体の向きが整理できていないからかもしれない」
「リズム感の問題ではなく、力が入りすぎて反応が遅れているのかもしれない」
というように、原因を一緒に探しやすくなります。
- 練習の優先順位が分かる
ダンスを始めたばかりの頃は、直したいところがたくさん出てきます。
足も直したい。
腕も直したい。
表情もつけたい。
リズムも取りたい。
もっと大きく踊りたい。
しかし、一度に全部を直そうとすると、頭も身体も混乱してしまいます。
大切なのは、今一番効果が出やすいポイントから直すことです。
たとえば、ステップが不安定な人は、まず足順よりも「立つ位置」や「体重の乗せ方」を確認した方がよい場合があります。
動きが硬く見える人は、いきなり大きく踊るよりも、力を抜く場所を知る方が変わりやすい場合があります。
振付が覚えにくい人は、最初から全部を通すより、動きを小さなまとまりに分けた方が覚えやすい場合があります。
マンツーマンでは、その人の現在地に合わせて、練習の順番を整理できます。
- 自分で修正する力がつく
良いレッスンは、その場で動きを直すだけではなく、家に帰ってからも自分で練習できる状態を作ることが大切です。
毎回先生に言われないと分からない状態ではなく、
「今日は重心を見る」
「今日は音とのズレを見る」
「今日は腕ではなく、胸と肩の力みを見る」
というように、自分でチェックする視点が増えていくと、日々の練習の質が変わります。
ダンスは、ただ正解を覚えるものではありません。
自分の身体で試して、違いを感じて、少しずつ調整していくものです。
そのため、マンツーマンレッスンでは「教えてもらう」だけでなく、「自分の身体を観察する力」を育てることも大切です。
家でもできる練習方法
ここからは、日々の練習に取り入れやすい方法を紹介します。
- 10秒だけ動画を撮る
長い動画を撮る必要はありません。
まずは10秒で十分です。
同じステップや振付を、正面から10秒だけ撮ってみてください。
見るポイントは、全部ではなく一つに絞ります。
今日は「リズム」だけ。
今日は「重心」だけ。
今日は「肩の力」だけ。
今日は「足裏」だけ。
一度に全部を見ようとすると、何が問題なのか分からなくなります。
見るポイントを一つに絞ることで、改善点が見つけやすくなります。
- 音を止めて、動きだけ確認する
振付がうまくいかない時は、音に合わせる前に、音を止めて動きだけ確認してみましょう。
足の順番。
身体の向き。
重心を乗せる場所。
腕がどのタイミングで動くのか。
これらをゆっくり確認してから音に戻すと、動きが整理されやすくなります。
特に初心者の方は、最初から音に合わせようとすると、焦って身体が固まりやすくなります。
まずは音なしで形を確認し、その後にゆっくりした音、最後に本来のテンポへ戻す流れがおすすめです。
- 「床を押す」感覚を入れる
ダンスでは、足を動かすことだけに意識が向きがちです。
しかし、動きを安定させるには「床をどう押しているか」がとても大切です。
その場で軽く膝をゆるめて、足裏全体で床を感じます。
そこから、左右にゆっくり体重を移してみてください。
右に乗る。
左に乗る。
前に乗る。
後ろに戻る。
この時、足だけを動かすのではなく、身体の重さがどこにあるのかを感じることがポイントです。
ステップが軽く見えない、リズムに乗れない、足元がバタバタするという方は、足順よりも先に「体重移動」を確認すると変わりやすい場合があります。
- 腕を頑張る前に、胸と背中を見る
ダンスで腕がぎこちなく見える時、腕そのものだけが原因とは限りません。
肩が上がっている。
胸が固まっている。
背中が動いていない。
体幹が止まっている。
このような状態だと、腕だけを大きく動かしても不自然に見えやすくなります。
家で練習する時は、まず腕を大きく振る前に、胸の向きや背中の力みを確認してみてください。
肩を上げずに、胸の向きを少し変える。
背中を固めすぎず、腕が自然についてくる感覚を探す。
このように練習すると、腕だけが浮きにくくなります。
- できない動きを小さく分ける
難しい振付をそのまま全部練習しようとすると、何が原因でできないのか分かりにくくなります。
そんな時は、動きを小さく分けます。
まず足だけ。
次に上半身だけ。
次にリズムだけ。
最後に全部を合わせる。
この順番で練習すると、どこで崩れているのかが見えやすくなります。
たとえば、足だけならできるのに、腕をつけると崩れる場合は、足順ではなく腕と重心の連動が課題かもしれません。
音なしならできるのに、音を入れると崩れる場合は、動きの理解よりもタイミングが課題かもしれません。
「できない」を細かく分けることで、練習はかなり分かりやすくなります。
「分からない」をそのままにしないことが大切
ダンスで一番もったいないのは、できないことではありません。
何が原因か分からないまま、自分には向いていないと思ってしまうことです。
動きが硬い。
リズムが取れない。
振付が覚えられない。
足元が重く見える。
腕が不自然になる。
これらは、才能だけで決まるものではありません。
身体の使い方、練習の順番、見るポイントを整理することで、少しずつ変えていける部分がたくさんあります。
マンツーマンレッスンの魅力は、ただ振付を教わることだけではありません。
自分の身体の癖を知り、何を練習すればよいのかを明確にし、家での練習にもつなげられることです。
「何ができていないか分からない」
そう感じた時こそ、上達のための大切な入口かもしれません。
分からないことを責めるのではなく、分かる形に分解する。
それが、ダンスを長く楽しく続けるための大切な練習方法です。



